トイレにおける換気と感染症対策

日本のトイレの衛生環境

日本のトイレと世界のトイレ

今だに屋外や汲み取り式のトイレを利用している人が約3人に1人いると言われている海外のトイレ環境に比べると、日本のトイレ環境はかなり恵まれていると言えます。

日本でトイレと言えば、水洗トイレが当たり前なものとして認識されていますし、最近では、綺麗な公衆トイレが増えたこともあり、外出時でも入りやすいと感じるトイレが多くなってきたと実感できるようになりました。

日本のトイレは世界的に見ても、衛生的なトイレ環境が整っていると言っても差し支えはないでしょう。

日本のトイレの感染症リスクはどれくらい?

そんな衛生的な日本のトイレですが、感染症のリスクはどれくらいあるのでしょうか?

大便には多くの病原体が含まれている可能性があるため、密室であるトイレにおいては当然、感染症のリスクはそれなりにあると言えるでしょう。

新型コロナウイルスの感染者が使用したトイレ周辺で、新型コロナウイルスが多数検出されたという国立感染症研究所の報告も過去にありました。

また、ノロウイルス等、トイレで空気感染を起こすような感染症もあるので、トイレでの感染症のリスクを抑えるにはトイレ内の換気が重要となってきます。

日本のトイレの換気

トイレの換気方法としては、「窓を開けることによる換気」「換気扇を用いた換気」が主な換気方法となってきます。

トイレの窓から換気する場合の注意点

トイレの換気を窓で行う場合、季節によって注意したい点があります。

春の換気

花粉が空気中にたくさん舞っている可能性がありますので、花粉症の人ですと窓を開けての換気は積極的にしたくは無いでしょう。

夏の換気

蚊などの害虫が窓から入ってきてしまう可能性が高くなりますので、窓からの換気をするにはあまり適した季節とは言えません。

網戸を設置できるのであれば、害虫を防止しながら換気を行うことが出来ます。

冬の換気

窓を開けると外から冷たい空気が入りますので、ただでさえ寒いトイレがより一層寒くなってしまいます。

トイレを換気扇で換気する場合の注意点

トイレの窓による換気は上記のようにいくつかの問題を抱えています。

では、もう一方の換気扇による換気はどうでしょう。

上記のような問題は、窓を開ける換気に比べれば、それほど問題にはなりません。

花粉は換気扇にフィルターを付けることで大幅にカット出来ますし、害虫や冷気も気になるレベルの問題では無くなります。

その代わり、換気扇は設置するための初期費用が数万円かかってきます。

トイレの換気扇は24時間つけっぱなしにしても、電気代のコストが1か月で数十円程度ですので、初期費用の問題さえクリア出来るなら、換気扇を使用して換気する方がいいでしょう。

トイレの換気扇による換気の問題点

トイレに設置されている換気扇は、足元に給気口(空気の入口)があり、天井に換気扇(空気の出口)があるので、トイレ内の空気は下から上の流れになっています。

この下から上へという空気の流れですと、便器周辺に多数いると思われる病原体等が、トイレ内にいる人の顔を通過しながら外へ出ていくことになるので、感染リスクを高めることになってしまいます。

トイレの換気扇による換気問題の解決策

このトイレの換気扇による換気の問題点を解決するためには、まず空気の流れを逆にする必要があります。

nexQUREのマルン換気という製品は、トイレ内の空気の流れが天井(上)から足元(下)へとなっているので、病原体等が顔の方へ上がって来ることは無く、さらに天井からオゾンを発生させることによってトイレ内を除菌消臭して清潔にしてくれます。

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